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アトリエ公演 '95
たんぽぽのある庭

作 :柴田 北彦
演出 :野沢 雅子
於 :劇団ムーンライト荻窪アトリエ
公演日:1995年3月16日(木)〜19日(日)
たんぽぽの子供は
もとのたんぽぽの命を継いで離れて行くんだから
可哀相じゃないの。

第8回公演
一人二役

作 :ロベール・トマ
翻訳 :大久保 輝臣
演出 :野沢 雅子
於 :萬スタジオ
公演日:1995年5月25日(木)〜28日(日)

自分の中にもう一人の自分を感じた事がありませんか?
あなたは本当に自分のことを分かっていますか?

第9回公演


作 :春風 天兵
演出 :野沢 雅子
於 :銀座小劇場
公演日:1995年9月6日(水)〜10日(日)
時は現代。ここ和歌森家では、
今日、ひとり娘いづみの結婚が行なわれようとしている。
父も母も、愛娘の結婚のことで頭がいっぱい。
そこへ、隣に住む老人、田所さんが何やら話があると訪ねて来る。
田所さんが言うには、和歌森家の犬が、田所家の猫をかみ殺したので、お通夜に出席してほしいと…。
犬対猫。結婚対お通夜。さて、この対決はいかに…!

北海道公演〜特別公演
キネマの天地

作 :井上 ひさし
演出 :野沢 雅子
於 :当間文化センター
公演日:1995年10月21日(土)
時は昭和10年。松竹キネマ全盛期。
ところは築地東京劇場の裸舞台。
小倉監督の新作映画の打ち合わせと称して集められた、蒲田の4大スター女優、かず子、駒子、菊江、小春。互いの意地とプライドにライバル心を上乗せして、助監督の島田をも巻き込んで飛び散る火花。ところが…話はいつしか、監督婦人であり、やはりスター女優であった、故松井チエ子の追悼公演にすりかわる。あげくにチエ子の死は病死ではなく殺人で、犯人は4人の中にいるという。真犯人捜しのため監督に雇われた刑事・尾上竹之助は4人を追いつめていく。
はたして真犯人は誰か? 監督の真意はどこにあるのか?
会話の妙と、相次ぐどんでん返し、4大女優の競艶と竹之助の変装ぶりも楽しみな、井上ひさしの快作。
役者の熱い思い、芝居へのあふれる情熱が胸に迫る作品。
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