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荻窪の井戸
2005年4月・ケーキ早食い選手権<後編>



茂久: ではもう一度ルールを説明させていただきます。
食べ方は自由です。
お皿の上のケーキを全部食べて、もぐもぐごっくんして「はい!」って言った方が優勝です。
宮下: そんな僅差にならないと思うよ。コレ(特大ケーキ)見ると…。
一同: (笑)
茂久: とにかく、「はい!」って言った人が優勝なんで、よろしくお願いします!
観客のみなさんは、ご自由にケーキなど食べながら見守ってください。
隠岐: はーい。味わいながら、楽しませていただきます♪
大金: このチョンチョコリンが!(理由:隠岐さんが2つ結いをしてるので)
宮下: 途中、トイレに立つのもありなの?
茂久: ありです。でも…トイレでげろっぱとかはどうなんでしょうかねぇとは思いますけどぉ(>_<)
宮下: あ、だめなんだ(-o-;
番場: 昨夜ぁ、睡眠時間を削ってぇ夜更かしして作ってきたケーキがそう言う風にされてしまうんだなって思うとぉ、あ、私達の事なんてどうでもいいんですけど…(〃_ _)σ‖イヂイヂ・・・
宮下: あの猿芝居女をなんとかしろ(笑)
茂久: ではでは!! よーいスタート!!

美味しく味わいながら見守る観客のみなさん、
三和さん、隠岐さん、日向さん

熱く見守る製菓隊の一員、番場、茂久
 合図とともに阪田選手暴走!!
 ケーキに顔をツッコミ生クリームをむさぼる!!
 ケーキは飲み物だと言わんばかりの勢いで流れ込みましたぁ!

 が、やはりそんなペースも続かず、数分で全体的に憂鬱ムードに…

宮下: あ、全然たべられないよ…
阪田: スポンジ食った、全部。あとはクリームだけだ。
宮下: すごいよね…(まだ半分にも到達しない)
阪田: もうムリだ…
松尾: 生クリームがキツイ…
阪田: 親方ぁ(三次氏へ)、食えねぇよぉ
 三次氏、無言でクリームを阪田氏の口に運ぶ。
観客: (笑)
隠岐: ギャラリーで良かったぁ(笑)
大金: それを今いいますか!
松尾: すみません、ベルトを緩めて良いですか? こりゃ…無理ですね…
隠岐: ちょっと、みんなで踊ってみたら?(笑)
松尾: ジャンプとかすれば、下におちるかな?
宮下: 昔、わんこそばの記録持ってた人が、胃の形の角度に体をひねって胃をトントンすれば入るって言い張ってたんだけど…
隠岐: 胃をトントンすれば入るって「いいはってた」って…シャレですかね?(笑)
一同: (笑)
宮下: この若作りがぁ!(理由:隠岐さんが2つ結いをしてるので)
阪田: (トントンやってみて)親方、そんなのウソだよ。(ボビー調)
宮下: ボビーだ。
阪田: おれ、結構つえぇな。…でももう食えねぇよ。
三次: 食え。(そしてクリームを口に運ぶ)
宮下: 多分、一位は2時間、とかそういうタイムだよね(-_-;)
隠岐: そんなに焦って勝負つけることないんじゃないですか? まだ始まって20分経ってないし…。
茂久: 12分ですよ! まだ。
松尾: あの世が見えてきました…(*゚▽゚)ノ
宮下: っていうか俺は、チョコレートケーキをこの量食えないぞ!?
茂久: ご自分でお選びになったんじゃないですか…
宮下: だって中身わかんないんだもん(>_<) 他の子に大きいの食べさせるのもなぁって思ったし、大きいと軽いのかとおもったけど…大きくて重いんだね…。
番場: 量は一緒ですよ。詰まってるか詰まってないかですよ。
茂久: そうですね、3人で作って持ち寄ったから、人によって膨らんだり膨らまなかったりしたのは…ありますね。
 (製作者が違ったので、ケーキの出来も違ったのも事実…。これも運ですねw)

そびえ立つ、宮下選手のチョコレートケーキ
 この時点で、阪田選手がクリームのみ。
 次いで松尾選手があと4分の1ほど。
 宮下選手・大金選手は半分強を残した状態となっていました。

上嶌: おいしそ〜♪
宮下: 不思議な事にさ、「美味しそう」っていわれると腹立つよね、なんか。
大金: うん。美味しいはずなんだけど、「美味しそう」って言われると「そんなことないよ」って言ってしまう…。
阪田: ぉぇっ。
宮下: 智、お腹ポッコリ出てきたね…
阪田: ケーキがまるごと入ってますから…
大金: 「あそこが胃か」って感じだね。
阪田: もうすぐ新しい生命が生まれますから、、、
宮下: おれ…さっき牛めし食ったのが失敗だったな…
隠岐: やっぱり、お味噌汁とかあった方が良かったんじゃないですか? たくあんとか。
松尾: いいですね、お味噌汁。甘いものばかり続けてはさすがに厳しいですね…
宮下選手、阪田選手、松尾選手、次々に席を立ち会場から足早に出て行く。
隠岐: みんな、買いに行っちゃったみたいだね(笑)
上嶌: 今のうちですよ、大金さん!
大金: 私はヘルシア緑茶で頑張る!

 宮下選手先に戻って来て、阪田選手の更にこっそりケーキの一部を…
 仕返しに、お菓子をケーキに…
 そして、阪田選手持参の調味料をみんなのケーキに…
松尾: うわぁ! ひどい〜(T-T)
大金: ああああ〜〜。信じられない〜
隠岐: 何それ? 唐辛子?
観客: (笑)
阪田: ダーダーダ、ダーダーダ♪(調味料をぶちまける)
宮下: うわぁ! …何コレ? コショウ?
コショウあかんわ! コショウと生クリームあかんわ!! ……山椒みたい…
大金: まずいっ!
阪田: (小声で)勝ちてぇ。
観客: (笑)
宮下: これさ、余らせても誰も食べられなくなってしまうんじゃないの?
松尾: ケーキが辛いぃ〜ぃ〜
宮下: あーあ、後輩泣かしちゃった。
観客: あーあ〜ひどいぃ〜
阪田: …知るかぁ!(開き直り)
 三次氏、再び阪田選手の口にクリームを運び始める。
阪田: 親方ムリだってぇ。今食べようと思ってたんだよぉ。
ウソだけどさぁ…。
末端神経がおかしい…。指がしびれる…。
茂久: 休憩しても大丈夫だと思いますよ…σ(^_^;)?
宮下: …1時間くらい前はさぁ、結構楽しみだったよね…
松尾: …そうですね…まさか、こんな…こんな…(/_;)
茂久: あれ…なんかもっと楽しい会になる予定だったのに…
大金: 一生分のケーキを食べたって感じ…
隠岐: 歌でも歌う?
阪田: 歌うぼー!
大金: 歌うとお腹すくかな…
松尾: 気が紛れるかもしれませんね。
阪田: どうっしって おなかが 減るのかなぁ〜♪
宮下: やめよう!

憂鬱な時間が流れていきます…
大金: 智うらむ、七味超キモチワルイ…。
宮下: 自分のにはかけた? 七味とか胡椒とか。
阪田: 自分のにかけるわけがないヽ( ´ー)ノ
松尾: 綺麗な色になりますよ、きっと。
阪田: やめろー!!
 宮下選手、阪田選手の皿に調味料を…。

宮下: ( ̄□ ̄;)!!  よく…こんな時に腹筋できるね?
大金: (腹筋しながら)お腹が減る気がします♪
宮下: 今そんなんやったら、ひと起きごとになんか出ちゃいそう… (-_-;)

おもむろに腹筋を始める大金選手(補助・上嶌)
宮下: おいしいんだよ…美味しいんだけど…(T_T)
阪田: …出そう…大噴射だ…(渋めに)
隠岐: あ、それ、中尾彬?
阪田: 知らないねぇ(渋く)
茂久: 似てるぅ〜(笑)
隠岐: 楽しいな♪、楽しいな♪(ビッグスモールン調・振り付き)
大金: あのチョンチョコリン(隠岐さん)なんとかして下さい(; ̄ー ̄A
宮下: もう何言われても「殺意」だよ… (>_<;)

 と、そのとき
 阪田選手、ラストスパート!


阪田:わぁぁぁぁ!! ハイッ!ハイッ!

阪田智靖選手・完食〜!! 優勝ぉぉぉ〜〜!!!
2位 松尾佳恵選手
「私の胃袋と貴方の胃袋を交換してください(;_;)」
3位 大金光穂選手
(855グラム)
「一年分のケーキをいただきました…」
4位 宮下道央選手
(905グラム)
「チョコはチョコっと辛かったね…」

結局、他の選手はケーキを食べきることがないままリタイア(;_;)
…そりゃそうですよね。
さすがにでかかったなぁと発案者でさえも感じてしまったり
…アハハハ(^。^;)

残ったケーキは他の劇団員で美味しくいただきました♪

 その頃、優勝者・阪田氏は…!?


 皆さん、お疲れ様でした〜(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
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